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2008-03-25

同人誌にフォントをつかってみよう

今回は単なる雑談です。

同人誌には主に絵中心の本と文章中心の本があります。って偉そうに言いましたが普通に本屋で売ってる本もそうですね。
私は小説の本を作ってますが、小説本の表紙というのはなかなか難しいものです。
マンガですと表紙の絵で作者の絵柄や技量、内容の傾向などがある程度把握できます。
表紙だけすごく綺麗な本で中身ががっかり、ってこともあるしその反対もありますが(笑)
絵を描くことで表紙にかなりの情報量を盛り込むことができます。

しかし小説の本は表紙だけでは内容が把握できません。
ちょっと読んでみないことには文体が自分好みか、内容が自分の苦手とする展開にならないか、書き手の文章がうまいか下手か、なかなかわからないのですよね。
そこを逆手に取って、表紙で騙すこともできると思いますが(笑)
マンガの本と同じように表紙に絵を載せることもできますが(自分で描いたり、お友達に描いてもらったり)マンガ本を買いたいお客さんからしてみると「なんだ、表紙に絵があるからマンガ本だと思ったのに小説かー」みたいながっかり感は避けられません。私は表紙が絵の小説本も好きですけど。
絵以外では写真を使ったりトーンやパターンを使ったり、市販の装飾罫線を使うなど皆さん工夫していらっしゃると思います。
私はフリーの写真やイラストレーターで適当にパターンを作ったりすることが多いです。
でも実際のところ、ちょっとしたいい紙(特殊紙はいろんな種類があって、これも色々調べると奥が深くて楽しいですよ!)にタイトルだけでも格好はつくのですよ。そこでフォントの選択が重要になってくるわけです!
やっとフォントの話になりました、長い前振りでしたが(笑)
普通に本屋さんで売ってる本でも、表紙にはシンプルにタイトルと著者名だけって装丁わりとありますよね。最近だと「東京タワー」とか(最近じゃないか)。
可愛い話なら可愛いフォント、シリアスな話なら落ち着いたフォント、和物なら和風なフォントや筆文字フォント、すぐれたフォントにはそれだけでイメージを伝える力があります。レイアウトやデザインについては私こそ教えてほしいくらいなのですけど(笑)字だけなら、よっぽどのことがない限り失敗はないです。小さい文字で綺麗にまとめるもよし、大胆に大きく使ってもよし。ただMS明朝やMSゴシックはディスプレイ用のフォントですから、やっぱり拡大するのにはあんまり向いてないです。
フォントというのは数があればあるほどデザインの選択の幅が広がります。でも「それはわかってるけど、買う金ないんじゃー!」って方もいらっしゃるでしょう。オタクは金がかかるからね! 同じ値段ならDVD-BOX買うわ! って気持ち、私もよくわかる(笑)
そこでフリーフォントです。世の中には無料で自作のフォントを公開してくれる菩薩のような人がいっぱいいるんですね。
とはいえ漢字まで揃ったフリーフォントはいわゆる手書きフォントが大半で、タイトルに使えそうなものはあまりありません。私は手書きフォントはもっぱらあとがきに使ってます。
タイトルにも使えそうな漢字のある日本語フォントというと、Chipheadの「しねきゃぷしょん」、あくび印の「あくびん」や「じゃぽねすく(漢字の数は少なめ)」なんかがお勧めです。あくび印さんのフォントはみんな可愛くて使いやすさも抜群!いつか各書体のレビューをしたいなあ。
そしてフリーフォントといえば1バイトフォントです。英数字のみならず、ひらがなやカタカナもいろんな個性的なものがいっぱいあります。
「1バイトフォントって何?」って思う人もいっぱいいると思います。私も数年前までよくわかりませんでした。「どうしてインストールしたのに入力しても画面に出てこないの?」と思ってました。
私たちがふだん普通に使ってる日本語のフォントは2バイトフォントです。1バイトフォントとは、つまり英数字フォントのフォーマットです。そのフォーマットにかなを当てはめたのが1バイトかなフォントです(なんか私のこのつたない説明でちゃんと伝わるかなあ、すっごい不安)。
1バイトフォントはたとえカナでも英数字と同じように入力しないといけませんから、日本語入力をオフにして入力しないと出てきません。アルファベット一文字(大文字小文字はそれぞれ別の文字です)にかなの一文字が該当するように作られているんですね。たとえば「S4Dyd」=「ドウジンシ」というように。この配列はフォント作成者さんによって微妙に違います。
フォントをダウンロードするとたいてい「配列表」が添付されていますが、正直それを見ながら入力するのはすごくめんどくさいです(笑)かな入力のキーボード配列に準じてることが多いので、かな入力の人はさほど面倒でもないと思うのですが、私はローマ字入力なのでお手上げです。
そこで役に立つのが「らくかなフォント」というフリーソフト!(Winにしか対応してません、Macの方すみません)
有名なフリーフォントはだいたい網羅されてるし、そこにないフォントもだいたいの配列は似ているので応用すれば入力はぐんと楽になります。フォント関係のツールは他にもいろいろあります。私はフォント一覧印刷君も愛用中。
フリーフォントで有名どころと言えばグレイグラフィックスGAU+FLOPDESIGNマニアッカーズデザインなどですが、他にも数え切れないほどあります。アニメ好きな大きいお友達やジョジョファンには i2f ははずせない!(笑)
むやみにたくさん集めてもしょうがないですけど、気に入ったものを日頃から集めておくといざという時役に立ちます。
ただしフリーフォントでも商用不可だったり「商用は要連絡」だったりするので、そこらへんは各サイトの規約をしっかり読んで守ってくださいね。上記のサイト様のフォントはどれも同人OK!(2008年3月現在)ぜひ使いこなして素敵な表紙を作ってください。

小説本文のフォントについては前にちょっと書きましたが、実際のところあんまり読む人は本文のフォントなんか意識してないんですよね。潰れたりかすれたりしてなくて読みやすければ。
それは中身のフォントに無駄にこだわってる私の本より、MS明朝(最初にwindowsに搭載されてるフォントです)の友達の本の方が倍くらい売れてるという切ない事実が証明してます(笑)
でもそこはそれ、誰も見てなくてもおしゃれすることによってお年寄りが元気になるって実験結果もあることですし!
たとえ自己満足でも、美しい本を作りたければ美しいフォントを使うことも大切だと思うのですよ。フォントだけよくても駄目なもんは駄目、ってのは、このブログの趣旨から外れるので今は考えないことにします(笑)
もちろんMS明朝も悪い書体ではないのですが(私の愛する本明朝が元でもあるしね)ちょっとウエイトが細すぎて私にとっては物足りないんですよね。
小説の本を出すならひとつお気に入りの本文用フォントを入手しておくと本を作るのが楽しくなるので、お金に余裕がおありの方はちょっと奮発してみるのもいいかと思います。

なんかアホみたいに長くなりました、ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
それにしても私はなんて説明が下手なんだ。
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theme : デザイン
genre : 学問・文化・芸術

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プロフィール

クロノ

Author:クロノ
同人やってます。小説本作ってます。フォント大好きです。
一度とて売れたためしがない底辺同人作家だけどフォントや紙にはこだわりまくり、貧乏なので印刷所に頼むお金もなくプリンタ出力で本を作ってます。
でもやっぱり売れないので経費ばかりかさむ今日この頃。

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